レカデドグルニエ ヴィオニエ 2019
・地方セヴェンヌ IGP ・タイプ 白
・アルコール 13.5%
・ボトル ボルドー型, 75cl, コルク
・ぶどう品種 ヴィオニエ100%
・収穫
厳しい成熟確認作業 収穫後の果実の二重選別
・醸造
空気圧圧搾
低温でデブルバージュ(不純物を沈殿)
・コメント
ラングドック ルション地方の最北端、ローマ時代に建てられた水道橋で有名なポン デュ ガールの近くにある静かな町、セヴェンヌ。1840年からワイン造りに携わるバルヌアン家。畑の総面積は100ha。南に位置する畑でも、山に囲まれた盆地のような地形で、川もあり、比較的涼しいため、良い白ワインが出来る条件のひとつとなっている。 殺虫剤は使わず、化学肥料も不使用。剪定した枝を畝に撒いて肥料とし、雑草を残すことで葡萄に適度なストレスを与える。
ステンレスタンクより温度が一定なため、発酵にコンクリートタンクを使って低温発酵しているのも特徴。ラングドックのような南のエリアで大事なのは、酸化を防ぐことと、温度を低く保つこと。バルヌアン家のヴァン ド ペイはその品質の高さで知られ、受賞歴も多数。
ヴィオニエの特徴である、桃やアプリコット、オレンジのアロマ。バラやマンゴーも感じられる。果実味が濃厚で、 ほどよい粘度もありボリューミー。酸味は強くなく穏やかで、まろやかさもあり、口の中で余韻が長く続く。 ヴィオニエは病気にかかりやすく、栽培が容易ではないと いわれる品種。現在は世界各地で栽培されるが、量は決して多くない。スパイシーな料理にも負けない個性を持つワ イン。ゆっくり大きめのグラスで時間をかけて味わうのがおすすめ。
・温度 8-10℃
・料理
中華料理、エスクニック料理などスパイシーな料理、 旨味の強い料理との相性良し。