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Bordeaux

ボルドー

フランス南西部、ジロンド県に位置しているボルドー地方。ボルドーとは昔の言葉で、「水のほとり」という意味とか。中世には、ボルドー港は貿易港として栄え、1600年頃からメドック地区にいくつもオシャレなシャトーが建築され、今に伝わる高品質なワインの造りが始まりました。赤ワインの生産量がほぼ9割を占めていており、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランなど数種類のブドウをブレンドして造るワインが主流。中でも著名なのが、メドック地区の五大シャトーを中心とした格付けワイン。シャトーごとに一級から五級まで格付けされています。
メドック地区にはワイン・マラソンという一面ブドウ畑の中、ワイナリーを縫うように走り抜けるマラソン大会が開催されています。各シャトー自慢のワインが給水替わりのなんとも贅沢なイベントです。
またヴィンテージも重要視されており、ワインの価格が左右されることも。また毎年4月になると、その年の世界中のワインテイスターが出来立ての「プルムール(新酒)」をテイスティングするためにボルドーに集結します。ネゴシアン(ワインの流通に携わる業者)で構成される「ボルドー市場」によって価格が決められています。

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