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【ワイン資格試験あれこれ vol.4】ワインスクールとは

ワインスクールとはどんなところ?

ワインを学ぶには様々な機関があります。カルチャースクールでもワイン講座を開催している場合がありますし、ワイン講師を招いた単発のワインセミナー、レストランなどでも基本的なワイン知識や楽しみ方をソムリエさんが教えてくれる場合もあります。

しかし、ワイン資格を取得する場合は、本格的な知識やテイスティング能力が問われるので専門のワイン教育機関、つまりワインスクールに通うのが一番良いでしょう。では、ワインスクールとはどのようなところなのでしょうか。

カルチャー教室などのワイン講座はその名の通り、教養やカルチャーとしてのワインを学ぶという目的に沿った内容となります。また単発のワインセミナーなどはあるテーマに焦点を当てた内容となりますので、ワイン知識全般やテイスティング技能などまでに至らない場合があります。ところが、ワインスクールには、多くの場合、資格試験対策のカリキュラムが用意されています。もちろん資格試験対策ではない知識を深めるためのクラスもありますが、ワイン教育の専門機関ということだけあって、資格取得に向けたカリキュラムやサポート体制が整っています。

日本で有名なワインスクールは?

日本では、有名なワインスクールと言えば、「レコール・ドゥ・ヴァン」 または「アカデミー・デュ・ヴァン」でしょうか。

レコール・ドゥ・ヴァンは2008年4月に設立され、東京・渋谷に開校しています。現役のソムリエ、ワインインポーター、ワインコンサルタントなどワイン業務に従事されている方の他、料理のスぺシャリストであるシェフやワイン試験対策サイト運営オーナー、客室乗務員などサービスのプロが講師陣として在席しています。ちなみに、少し前、世間をお騒がせしたあのフリーアナウンサーなども講師として名を連ねています。ワインを料理やサービスなどを含めてトータルに学べるのが魅力のようです。

一方、アカデミー・デュ・ヴァンは、パリ発祥のワインスクールで、日本国内では30年の歴史を誇る老舗ワインスクール。東京・青山、銀座の他、大阪、名古屋にもスクールがあります。趣味や教養でワインを学ぶ方から、資格取得やプロフェッショナルの方まで、毎年6000名以上の方が学んでいるとのこと。講師は総勢120名以上で、こちらも一流レストランのトップソムリエ、有名ワインショップの店主、著名ワインライターなど、業界をリードする方々から学ぶことができます。

このほかにも資格試験講座を有するワインスクールは多数ありますが、それぞれの特長やレッスンを受ける方の相性などを加味してスクール選びをされるとよいと思います。ワインスクールでは無料の体験レッスンを開催しているところが多いので、まずは「無料体験会」なるものに一度参加されてみるのも良いでしょう。

気になるお値段は?ワインスクールの費用

ソムリエ、ワインエキスパートの資格試験対策講座は半年近くレッスンを受けるような長期にわたる講座になりますので費用もそれなりです。概ね15万円~17万円といったところです。キャンペーンなどで入学金が免除になることもありますので、ワインスクールをお考えの方は、各スクールのサイトをチェックしてみて下さい。また資格試験対策は受験日に合わせて毎年3月頃にはスタートしているようです。試験を検討している方は早めにスクール情報はチェックしておいた方が良さそうです。

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