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おひとりだとワインを一度には全て呑みきれなかったりした経験は多いと思います。
数日後に保管していたワインを開けると「以前飲んだ時と違う感じがする」または「ワインの酸味が強くなってる」といった経験ある方も多いのではないでしょうか?
ワインは一度栓を開けて保存期間が長いと味わいが劣化してしまう場合があるんです。
一度開栓したワインも正しい保存方法で保管しましょう。
そうすれば本来の美味しいワインの味わいを長い期間楽しむことができますよ!
今回は開栓したワインの保存方法について解説します。ぜひ参考にしてください!!
ワインにはそもそも消費期限はありません。
ワインそれぞれ味わいのピークを向かえるタイミングが違うからです。
しかし賞味期限はあります。
ワインは一度開栓すると外部の空気をたくさん取り込むことで酸化します。
酸化をするとワインの味わいが酸味が強くなり劣化してしまうのです。
たとえ飲み残しのワインボトルをボトルなどのキャップでしっかり閉めておいても、ボトル内の空気を取り込み劣化していきます。
こちらはあくまで目安になります。ワインの残量により、ボトル内の空気の量は変わるからです。
赤ワイン | ライトボディ | ミディアムボディ | フルボディ | 3〜5日 |
白ワイン | ライトボディ | アロマティック | 1週間 | |
フルボディ | 3〜5日 | |||
ロゼワイン | 1週間 |
保管する際は室温で置いておくとすぐ劣化します。
飲み残しのワインは冷蔵庫に保管しましょう。ワインセラーをお持ちの場合は10〜13°に設定し保存してください。
ワインを飲む際は、1時間前ぐらいにあらかじめ飲むワインの種類に合わせた最適な温度に保管しておきましょう。
開栓後のワインを上手に保存することができれば、上記のおいしくいただける期間をさらに延ばすことができます。
ポイントはいかにボトル内のワインと空気(酸素)をふれさせずに酸化をおさえることです。
便利なグッズなどご紹介します。
グッズ1 真空ポンプ
真空ポンプを使いボトル内の空気を吸い出します。
栓をするストッパーとセットになります。
通常の保管方法と比べて2倍程度、味わいが長持ちします。
お値段は1000円前後で購入できます。
グッズ2 ワイン保存用窒素ガス
ワイン保存用の窒素ガススプレーを使用します。
スプレーを使い長めのノズルをワインの瓶のから差し、数秒間流すと酸素が窒素に置き換わります。
こちらを利用すると通常の保存方法より2倍程度、味わいが長持ちします。
その他には小瓶や空のボトル、真空パックに移し替える方法などあります。
ただし手間などを考えるとワイン用の保存グッズを購入した方がいいでしょう。
ちゃんと保存していてもワインの味が落ちてしまうと、グラスが進まなくなってしまいますよね!
そのようなワインでも、ひと手間加えてるだけでおいしくいただけます!
ワインに果実を加えて「サングリア」を作ってみましょう。
どのようなフルーツでも相性抜群ですので、アレンジいろいろオリジナルサングリアを考案してはいかがでしょうか?
他には活用方法はワインカクテルです。
ワインカクテルはいろいろありますが特にオススメなのが「カリモーチョ」 です。
余ったワインにコーラを加えるだけで簡単カクテル「カリモーチョ 」の完成です。
氷をたくさん入れて夏にピッタリのカクテルになります。
他の活用方法として料理に使いましょう。
ぜひお試ししてくださいね!!
今回は開栓したワインの保存方法でした。
保存方法を活用することでおいしくいただける期間が長くなりますよ。
あとは保存用のグッズと併用し最後までワインをおいしくいただきたいですね。