アマローネ デッラヴァルポリチェッラ クラッシコカピテル デロアリ 2019
葡萄を厳しく選別して仕込む
ルイジ リゲッティ格上の“アマローネ”
畑は決めず、その年によって最良の畑の葡萄を使います。アマローネ(I098)よりも標高の高い畑の葡萄を使っています。日当たりが良い丘陵地にあり、粘土質の多い土壌で、収量は低くなりますが良い葡萄が出来ます。このアマローネは厳しく葡萄を選別するため、100kgの葡萄から最大でも30~35Lしかワインになりません。10月に房のまま収穫した葡萄は、3月までアパッシメントします。アマローネを仕込む時期はとても寒く糖度も高いため、発酵に時間がかかります。天然酵母を使用します。大樽と225Lのバリック各50%で、18~20ヶ月熟成させています。大樽とバリックの比率は年によって異なりますが、樽の影響が出すぎないようにしています。ふちが僅かにオレンジかかった深いガーネット色、ビターチョコレート、シナモンを思わせる香りもあります。力強いアタックがあり、かすかに甘味を感じます。喉越しは驚くほどなめらかで、余韻も素晴らしく長く続きます。「カピテル デ ロアリ」は、「チャペルの樫並木」の意味です。樫並木は、土地の境界線の役目を果たしていました。「'15VTは暖かい年でしたが、暑すぎない良年。とても品質の良い葡萄が沢山獲れた年です。10年は熟成出来るでしょう」とジャンマリアは話していました。
生産地:イタリア/ヴェネト
生産者:ルイジ・リゲッティ
タイプ:赤/フルボディ
品 種:コルヴィーナ、ロンディネッラ、他
熟成 大樽とバリック各50%で18~20ヶ月